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小説 機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM 上巻 感想レビュー 

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※)ネタバレを含みます。あくまで個人的な感想、見解です。

普段は宮城谷昌光さんの歴史小説や、社会や経済物のノンフィクションを読むことが多く、こういった漫画やアニメのノベライズを読むことはないのですが、この小説版は発売前から気になってしまい、購入してみました。それだけ映画にハマってしまった感じですね。2回行きましたし。

著者は映画の脚本に参加している「後藤 リウ」氏。これまでもSEEDテレビシリーズの脚本やノベライズを手掛けてきた方です。 定価720円(税込み)

購入した理由は、2時間の映画だけでは伝わらない、キャラクターのバックボーンや場面ごとの心情、細かい設定などがわかるかもしれないと思ったからです。特に脚本に参加している後藤リウ氏が執筆しているので、映画とのリンクも完璧だろうということで、読んでみることにしました。

ということで、ネタバレを最小限にしつつ、自分の気になった点をいくつかピックアップしていこうと思います。


フリーダム強奪事件

劇中ででてきたフリーダム強奪事件ですが、劇中では詳細がはっきりせず、正直言って映画を観て分には伝わらない内容でした。

小説ではこのフリーダム強奪事件の詳細が書かれています。真相までは追及されていませんが、事件とファウンデーションの関係性などが記載されており、映画を観た人はすっきりするのではないかと思います。

ラクスの心情

  • 物語前半のキラへの思い。
  • オルフェとのシンパシー
  • ラクスの指輪

これらの内容は物語最大のキーポイントだと思います。これが小説では詳細に描かれているので、読む価値があると思います。。

ブラックナイトスコードの精神攻撃

ブラックナイトスコードの精神攻撃のキラへの影響。精神攻撃ではないですが、シンなど他のコンパスメンバーの精神にも、何らかの影響を与えていたことが描かれています。

アスランの潜伏活動

映画ではワンカットだった、アスランのファンデーションでの潜伏活動が描かれています。

アグネス・ギーベンラート

映画の新キャラクターアグネスですが、ラブコメにはよくいそうですが、あまりガンダムシリーズには出てこなかった感じのキャラクターでした。映画の尺では語られなかった、彼女のバックボーンが描かれています。

以上私の気になるった点を紹介してみました。基本的に映画に忠実で、場面ごとに肉付けして物語を補完していってる感じなので、映画を観た方ならサクッと読める内容だと思います。読む時間もあまりかかりません。

映画の内容をより深めたい方には、一読をお勧めします。

下巻は2024年3月26日発売予定です。


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