前回第177話 ウィンターカップ予選は栄明、彩昌共に決勝まで勝ち上がった。決勝を前に自分の事を振り返った千夏は、父に今の自分を知ってほしくて決勝を見に来て欲しいと告げる。
千夏父
決勝戦を見るためにタクシーで会場に向かう千夏お父さん。渋滞に業を煮やしタクシー降りて走り出します。
走り出しながら思い出すのは、以前試合を見に行った時の記憶。
お父さんが応援に来ることを素直に喜ぶ様子を見ると、小学生のミニバス時代かな?
試合を見に来たけど仕事の電話がかかってきて満足に応援できなかった。
これは千夏のことを見ようと思っても、実はちゃんと見れていなかったというお父さんの後悔記憶?
大喜が迎えに来て「お義父さん」と呼ぶも、「お義父さんよぶな!」って、同居中ずっと冬樹さんってよんでたのかな?彼女の父親を名前呼びか、それもチョット微妙だな。
走りながら自分に素直な大喜と、そうじゃないお義父さんの掛け合いが始まりましたね。きっと同居中もこんな感じだったのでしょう。
お父さんが千夏に抱く『大人しい』『人見知り』『真面目』『一人で何事も解決できる強い子』はあっていると思います。だから前々回感情を表にする千夏を見て驚いたようですけど、強豪校のチームを引っ張っていくアツイ闘志も内に秘めてしまうタイプなので、そういうところがお父さんに伝わってなかったのかもしれませんね。
っていうかお父さんやっぱり176話での2人のやり取り見てたか~。
「この子のおかげか」は、千夏が頑張ってこれたこと、感情をあらわにする千夏を見れたこと、千夏の気持を知ることができたことなど、いろいろな解釈ができるかな?。
千夏VS夢佳
お父さんも間に合いついに始まる決勝戦。
千夏はお父さんとの確執や夢佳へのモヤモヤした感情を抱えての決勝。父と夢かの存在が千夏のウィンターカップ出場をかけた戦いのストーリー性を上げてくれます。
夢佳「また私にバスケやらせてくれてありがとね」言葉と表情に心身の充実を感じます。千夏と違って夢佳はなんの迷いもなく試合に臨んでそうです。
先制点は千夏のアシストから、いきなりスリーか⁉
そして彩昌ボールになり、夢佳とマッチアップする千夏の前に現れたミニバス時代の夢佳の幻。
かつて千夏が憧れて追いかけた最強の存在です。
対峙しただけでそのことを思い出させるだけの存在感を今の夢佳がまとっているのか?
思いがけずに始まった過去の幻との戦いになるのか、う~ん、これは序盤は夢佳が押す展開になりそうですね。
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